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ルパン三世はワルサーP38をなぜ愛用?使用している理由3つ!

ルパン三世は、なぜワルサーP38を愛用しているのか気になりませんか?

「ワルサーP38 」は、旧ドイツ軍が制式拳銃として第二次世界大戦中に広く使われていたものだそうです。

今回は、なぜルパン三世が「ワルサーP38」を使用しているのか、その理由を3つにまとめてみました!

ルパン三世がワルサーP38の使用理由3つ!

ルパンはなぜ「ワルサーP38」を愛用しているのか、その理由を3つ挙げてみました。

ルパンはかつて、初めて組んだ相棒にシルバーメタリックに百合の装飾が施された「ワルサーP38」を奪われています。  

その後も「ワルサーP38  ac41」を愛用し、『ルパン三世ワルサーP38』では奪われた「ワルサーP38」と再会。

『ルパン三世ワルサーP38』でルパンが言い放った言葉「お前だけは容赦しねぇ。ワルサーは2丁も要らねぇんだ!」と元相棒へのセリフも印象的でしたね。

ちなみに原作漫画では明確に「ワルサーP38」として描かれていたわけではなく、作画監督の大塚康生氏の提案で「ワルサーP38」になったようです。

ちなみに、『ルパン三世Y』では、ルパンは「ワルサーP38」ではなく後継モデルの「ワルサーP99」を使用しているようですね。

理由①:知名度と性能

ルパン三世が放映されたのは1960年代後半。

当時、「ワルサーP38」は世界的に高性能な自動拳銃のひとつとして知名度も高かったそうです。

「ワルサーP38」はカール・ワルサー社が開発し、1938年にP38としてドイツ国防軍の制式拳銃に採用された自動拳銃で第二次世界大戦では広く使用されていたようです。

それまで定番だったコルト系に比べて目新しさもあり、モデルガンブームもあわさって子供にも人気があり知名度も高かったため採用されたのではないでしょうか。

今では「ワルサーP38」は当たらない、故障しやすいなどという酷評もあるようですが、当時は世界最高性能だったようですね。

理由②:ドイツ製

ルパン三世は、怪盗アルセーヌ・ルパンの孫という設定で、フランスから来た怪盗。

そんなルパン三世が使う拳銃は、アメリカ製のものよりもヨーロッパのドイツ製の「ワルサーP38」を使うことの方が自然な流れなのかと思われます。

また、ルパンが乗る車はベンツやアルファロメオ、フィアットなどのヨーロッパ製のものを使用していることからも、拳銃もヨーロッパのものでの統一感も出しているように感じます。

理由②:デザイン性

「ワルサーP38」は、ルパンの故郷ヨーロッパのものであることそして当時は高性能だったことに加えてデザイン性も採用の理由ではないでしょうか。

「ワルサーP38」は、見た目にも特徴があってシャープなフォルムはデザイン的もルパンが所持しているものとしてふさわしい形状をしているような気がします。

銃身が前に突き出ていて、2本フレーム両サイドに持ち、複雑な構造が知的なイメージな「ワルサーP38」。

小さく描いてもルパンが持っているのはひと目で「ワルサーP38」だとアイコンとしても分かるようにしたのではと想像されます。

また銭形警部が持つような日本製のものよりもはるかに、精密機器のような知的なイメージの「ワルサーP38」は、ルパンの好みにも合っているようですね。

 

まとめ

今回は、なぜルパン三世が「ワルサーP38」を使用しているのか、その理由を3つにまとめてみました!

ルパン三世は、なぜワルサーP38を愛用している理由3つ:

理由①:ルパン三世放映当時は、性能も高く、知名度も高かった。

理由②:怪盗アルセーヌ・ルパンの孫なので、車もヨーロッパ車を乗っているように、拳銃もヨーロッパ製を使用した。

理由③:「ワルサーP38」銃身が前に突き出ていてシャープな印象のフォルムはルパンの所持品としてのアイコンとして描きやすかった

いずれもルパン三世がなぜ愛用しているのかというより、作者側がなぜ「ワルサーP38」 を選定したのかということになりますが、不二子ちゃん(ワルサーPPK)や次元(S&WM19)、銭形警部(コルトガバメント)、それぞれが持つ拳銃は各々キャラクターにあったものが選ばれているようで興味深いですね!!

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