1985年に公開された映画「グーニーズ」のスロースはとてもインパクとがあって気になりますよね。
スロースはいったい何者?
スロースの顔は特殊メイク?
スロース役の俳優とその後は?
今回は、映画『グーニーズ』のスロースについて調べてみました!
スロースは何者?
映画『グーニーズ』で一番インパクトがあるキャラクターはやはりスロースでしょうか。
スロースは、廃墟となったレストランをアジトとしているギャング団・フラッテリー家の三男の末っ子です。
巨体と怪力ながらも実はとても優しい性格。
あの崩れている顔の訳は、幼い頃の母親から頭から何度か床へ落とされたことによるもの。
頭蓋骨変形や左目と右目の位置が違っていたり、歯が抜けていたりしている様子はとてもインパクトありますね。
幼い頃から20年間もアジトで鎖で繋がれて閉じ込められていており、ひどい母親からは望んでいない子として扱われています。
(そんな冷酷な母親ですが、彼女自身も同じような経験をしているのではと想像してしまいますね、、、)
辛い日々を送っていたスロースですが、チャンクと仲良くなり、小説版の方では最終的にチャンク家の養子として迎え入れられます。
スロースはチャンク家で初めて家族の優しさや温かみを感じることができたのではないでしょうか。
Sloth from the movie Goonies…. pic.twitter.com/GIzaaCs02O
— Stone (@stoneluvzbeer) June 4, 2021
スロース役の俳優とその後は?
スロース役は、俳優・ジョン・マトゥザックです。
俳優になる前は、有名なアメリカンフットボール選手として活躍。
選手として大学でも活躍した後、オークランド・レイダースに所属しチーム優勝にも2度貢献したそうです。
その後1979年に映画『ノース・ダラス40』で俳優デビューし、様々な映画、テレビ番組などで活躍。
身長は、6フィート、8インチ(約203センチ)もあり、大柄な体格を生かした作品が多いようですね。
残念ながら、映画『グーニーズ』公開から4年後の1989年に鎮痛剤の過剰摂取により亡くなられたそうです。
アメリカンフットボールの選手として活躍していた現役の頃からアルコールとドラッグに依存しており、最期も血中から検出されたとのこと。
ジョン・マトゥザックは、1950年10月25日生まれ、もし生きておられたら71歳ですね。
ON THIS DAY in 1985 — ‘The Goonies’ opened in theaters
FACT: There’s a reason why Sloth wore a Raiders t-shirt
He was played by John Matuszak … A 2x Super Bowl champion defensive end for the Oakland Raiders pic.twitter.com/OGmJ9w4c8n
— T̷R̷O̷Y̷ ̷H̷U̷G̷H̷E̷S̷ (@TommySledge) June 7, 2021
スロースの顔は特殊メイク?
スロースの顔は特殊メイクを施されていました。
左右非対称の目には義眼が入れられ通常片目のみ使っていたんだそうです。
毎回撮影時のメイク時間はなんと5時間!
水辺でのシーンでは子役たちにスロースのメイクには水がかからないようにとの注意もしていたようですが、実際はかかってしまったとのこと。
せっかく長時間かけて施したメイクを濡らされてもスロース役のジョン・マトゥザックは怒らなかったそうです。
スロースと同じ優しいお人柄だったようです。
スロース役ではジョン・マトゥザックの素顔はほとんど出ませんが、大柄な体格を活かした演技が好評だったようですね。
まとめ
今回は、映画『グーニーズ』のスロースについて調べてみました!
スロース役は、元アメリカンフットボール選手だった俳優・ジョン・マトゥザックです。
顔には特殊メイクが施されていました。
残念ながら映画『グーニーズ』が公開されて4年後38歳の若さで天国へ。
俳優として映画やテレビで活躍していた彼ですが、やはり印象的な作品はスロースのようです。
映画公開から36年たった今なお『グーニーズ』のスロースは注目を浴びていますね!!