東京オリンピックでジョージアの柔道選手が続々とメダルを獲得しているのはなぜなんでしょうか?
柔道が強い国といえば、日本に続き韓国、ロシア、フランスなんだそうです。
なぜジョージアは柔道が強い?
ジョージアはどんな国?
今回は、ジョージアの柔道が強い理由とジョージアという国についても調べてみました。
ジョージアってどんな国?
東ヨーロッパもしくは西アジアに区分されている「ジョージア(Georgia)」という国。
「グルジア」と聞けば少しは聞いたことがあるかもという方も多いかもしれません。
日本では2015年4月まで「グルジア」と呼んでいたため、「ジョージア」と呼び始めたのはここ5年くらいなんだそうです。
隣接する国はトルコ、北側にはロシアというヨーロッパとアジアの中間に位置する国。
気候:山岳地帯のため多様ですが国土の大半は比較的温暖
言語:グルジア語(71%)、ロシア語(9%)、アルメニア語(7%)、アゼルバイジャン語(6%)
経済:黒海観光、柑橘類、茶やブドウの生産が中心
人口:372万人
民族:多民族国家(ジョージア人83.8%、アゼルバイジャン人 6.5%他)
ジョージアの場所
↓ちょうど地図の真ん中が「ジョージア」!
ジョージアが柔道が強い理由
ジョージアが柔道が強い理由は、柔道への関心の高さ、柔道の人気の高さ、力勝負が好きという国民性、ロシアへの対抗意識、ではないでしょうか。
格闘技王国と呼ばれるジョージアでは、格闘技や武術にかんする関心がたいへん高いそうです。
そのため首都トビリシでは、各種の道場が数多く開かれていてその種目も多岐にわたっているそうですね。
柔道
レスリング
フリドリ
サンボ
少林寺拳法
空手
合気道など
ジョージアがあるコーカサス地方は、世界的に知られた格闘技王国としてこれまでもオリンピックでのメダル獲得者を多数排出しているとのこと。
(黒海とカスピ海に挟まれた南コーカサス地方は、ジョージア、アゼルバイジャン、アルメニアの三国からなります)
また歴史的にみれば、ジョージアはその体育教育がことに有名でスポーツ全般への興味が高いようです。
ちなみにジョージアでの人気スポーツは、サッカー、バスケットボール、ラグビー、レスリング、柔道、重量挙げ。
サッカーに並び柔道の人気が高いのも強さの理由のひとつでしょう。
また、「力でぶつかる競技が好きな国民性」とジョージア人の元小結黒海のツァグリアさんは語っていることからも強さの理由は、国民性にもあるようです。
力勝負が好きな国民性に加え、軍事衝突などの歴史的背景からもロシアへの対抗意識もあるようですね。
📣Lasha Shavdatuashvili wins🥈medal in Tokyo Olympics Judo event! This is 🇬🇪’s 2nd 🥈medal of the 2020 games and the legendary Judoka’s 3rd Olympic Medal
🔹Georgia’s 1st medal on #Tokyo2020 was claimed by Vazha Margvelashvili, another renowned Judoka pic.twitter.com/hXNSD3oEs7— Georgia in Kuala Lumpur (@GEOembassyKL) July 27, 2021
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まとめ
今回は、ジョージアの柔道が強い理由とジョージアという国についても調べてみました。
ジョージアの国の場所は黒海とカスピ海の間。
北はロシア、南はトルコという位置関係。
2015年まではグルジアと呼んでいたことからも余計ジョージアという名前に馴染みが薄い理由のひとつですね。
ジョージアが柔道が強い理由は、下記4つではないでしょうか。
柔道への関心の高さ
柔道の人気の高さ
力勝負が好きという国民性
ロシアへの対抗意識
あまり馴染みのないジョージアという国ですが、オリンピックを通して様々な国に興味を持てるのは楽しいですね!