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【映画バケモノの子】賢者(宗師)達の強さとは?旅のシーンはあの作品がモチーフ!

『バケモノの子』で熊徹、九太、多々良と百秋坊の4人が各地を巡り賢者(宗師さま)達を訪れるシーンが気になりませんか?

それぞれの賢者が語った「強さ」とは?

このシーンがモチーフになった作品とは?

今回は、『バケモノの子』の賢者を巡るシーンについて調べてみました!

賢者(宗師さま)を巡るシーン

「強さ」とは何かをもとめて、熊徹、九太、多々良と百秋坊の4人が各地を巡り賢者を訪れるシーン。

この賢者を巡る旅は、「西遊記」と中島敦さんの「悟浄出世」をモチーフにしているんだそうですね!

人それぞれにとって「強さ」が異なることを賢者と出会うことで学び、自分にとって強さとは何かを考えさせられる旅。

世の中には色んな人がいて、また様々な環境によっても考え方や強さも違う。

各賢者達の意見を聞きながら、結局は「強さ」の意味は自分で考えるもの、そう九太に教えてくれたのは意外にも熊徹。

師匠に教わることなく独学で強くなった熊徹ゆえに教えることに不器用ながらも、時に九太をしっかり導いているんですね。

ちなみに九太の強さは、自分の弱みを素直に受け入れ真っ直ぐに向き合えることなのではないでしょうか。

その点が猪王山の子「一郎彦」との違いですね。

(「一郎彦」についての詳しい記事はこちらから)

↓宗師の座をかけた熊徹と猪王山との戦いの場にも!!

各賢者(宗師さま)の強さとは?

各地を巡り熊徹、九太、多々良と百秋坊の4人が各賢者達(宗師さま)に問いかけた「強さとは」?

マントヒヒの賢者、長毛猫の賢者、象の賢者、アシカの賢者、この4人の賢者達のそれぞれの言葉をまとめてみました。

みなさんは、どの賢者(宗師さま)の「強さ」がしっくりきましたか?

マントヒヒの賢者

幻術で美しい大きな蝶と化したマントヒヒの賢者。

ちなみに、古代エジプトではマントヒヒは賢者の神として崇められていたんだそうですね。

強さとは?:

「幻は、時として真実よりも誠なり」

長毛猫の賢者

「腰をもんでくれんかのう」と弱みもさらけ出せるところが逆に強さを感じる腰痛持ちの猫の賢者。

強さとは?:

「そんなものを求めて何になる?いかに強さをほこっても決して勝てぬものがある」

象の賢者

何事にも動じず揺るがない強さと確固たる意思を持っていそうなお地蔵様の雰囲気の象の賢者。

強さとは?:

「強さ?わたしは、ただ雨の日も風の日もここに座っているだけ」

「時を忘れ、世を忘れ、自分自身を忘れあらゆる現実をこえるため。これすなわちー。」

アシカの賢者

口を大きくあんぐり開けて「客は食わん」と言いつつ、多々良の服まで食べてしまうところがお茶目なピンクのアシカの賢者^^。

強さとは?:

「誰よりも早く、獲物を釣り上げあらゆるものを味わったものが勝ちじゃ、これすなわち─。」

 

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まとめ

今回は、『バケモノの子』の賢者を巡るシーンについて調べてみました!

このシーンがモチーフになった作品とは、「西遊記」と「悟浄出世」

各地の賢者を巡り「強さとは?」を問いかけるも、結局は強さの意味は自分で見つけるものと悟った九太。

意外にもそれを教えてくれたのは不器用な師匠・熊徹でした。

さまざまな環境や立場で異なる人それぞれの強さ。

自分にとって「強さ」とは何なのか?考えるきっっかけになりますね。

ちなみに、私は象の賢者のような「強さ」を持てたらいいなと思いました^^。

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