『ゲド戦記』クモ様の性別はどっち?怖すぎる魔法使いの正体とは?
ゲド戦記に登場する悪役、クモ様の性別はどちらかご存知ですか?
ロングヘアーに中性的な美しい顔立ち、ミステリアスな雰囲気のクモ様が男性なのか女性なのかと戸惑う方も多いようです。
果たして、クモ様は男性なのか女性なのか、原作ではどちらで描かれているのかについても調べてみました。
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ゲド戦記のクモ様とは?
まず、ゲド戦記になくてはならない悪の存在、クモ様についての簡単な説明です。
クモ様は、大賢人ハイタカ(ゲド)と同じ魔法使いであり、またウサギと名乗る怪しい手下を操る悪(闇)の存在としても君臨しています。
手下ウサギにも容赦ない対応が、冷酷さを伺えますね。
冷ややかな笑みを浮かべるそんなクモ様の一つの願いとは、「永遠の命」を手に入れること。
またそのためにはどんな手段もいとわず魔法を使う傲慢さ。
そんなクモ様の邪魔な存在とは、大賢人ハイタカです。
ハイタカとの因縁とは、過去にクモ様が魔法を間違ったことに使いそれを戒められたことで逆恨みしています。
クモ様の性別はどっち?
中性的に描かれているクモ様の性別とは、男性です。
ロングヘアーに美しい顔立ち、そして服装はロングのワンピースという一見女性に見えますよね。
セリフにみる話し方は「、、〜見つけただぜ」、「、、〜だぞ」という男性的な面が垣間見えます。
原作でも男性として描かれており、また映画のパンフレットなどでも男性と記載されています。
永遠の命を手に入れたいと願うクモ様は、美しくありたいという永遠の美も追求しているのではないでしょうか。
永遠の命を手に入れるためにはどんな手も使う冷酷さ傲慢さは、もしかして人間の一番醜い部分を表しているのかもしれません。
人間の欲のみに執着した究極の姿のような気がしますね。
クモ様の正体?憐れな最期
クモ様が心の底から欲する「永遠不滅の命」。
終盤アレンに腕を切り取られたクモ様が目ががらんどうになった不気味な姿へと変貌します。
実は、その姿こそ本来のクモ様。
不気味過ぎるこの姿は子供にはちょっと怖いようですね^^;。
#子供の頃怖かったもの
ゲド戦記のクモとか?
初めて見た時は怖い思った😨 pic.twitter.com/SW1FwaTwpL— まるちゃ (@qa_jh8) December 11, 2018
美しくロングヘアーの若い姿は魔法で取り繕っていたもの。
どんなに知識を学びつくそうとも、力を手に入れようとも誰にも認められなかったクモ様。
なぜ故に仲間から蔑まれ、みとめられなかったのか?
力や知識を得ても決して自身の欲の為にしか使おうとしなかったこと。
そこが大賢人として敬われるハイタカとの違いではないかと思います。
光があたらず闇でしか生きれなかった存在。死の恐怖に苛まれながら目をそむけ続けたクモ様の心の葛藤。
これって実は人間誰しも持ちうる心の闇の究極の部分なのではと感じれずにはいれません。
一方、原作でのクモ様はすでに死んでいても死の世界へも行けず、自らを生死両界の王と名乗る哀れな姿で描かれています。
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まとめ
クモ様の性別は、男性です!
原作、映画共に男性として描かれています。
見た目が中性的なので一見女性だと思ってしまう方も多いのではないでしょうか。
わたしも最初は女性だと思っていました^^。
そしてクモ様の正体とは、両目ががらんどうになっている老人の姿。
こちらは原作でも同じく両目が無く白髪の哀れな老いた姿の生死両界の間にさまようクモ様として描かれています。
子供には怖すぎる姿ですね^^。
因みに、原作でのクモ様が登場するシーンは『さいはての島ーゲド戦記Ⅲ』に描かれています。