東京オリンピックの選手村で使用されている段ボールが話題となりましたね。
あまり聞き慣れず馴染みのない段ボールベッドですがいったいいくらするんでしょうか?
今回は、ダンボールベッドの価格やメーカーを調べてみました。
選手村の段ボールベッドのメーカーは?
メーカーはどこ?
今回、東京オリンピックに段ボールベッドを提供したのは、日本の総合寝具メーカーの株式会社エアウィーヴ(airweave)だそうです。
主に、マットレスが主要商品のようです。
エアウィーヴ製品の中材は独自素材のエアファイバー®で構成されているとのこと。
エアウィーヴ製品の特徴は4つ
・復元性(体重を押し返す力)が高いので、睡眠時の寝返りが楽!
・三次元状に絡み合ったエアファイバー®があらゆる方向から身体を支え、均等に体圧を分散する!
・エアファイバー®は90%以上が空気のため通気性が抜群で、夏は蒸れにくく冬は暖かい!
・カバーだけでなく中材(エアファイバー®)も水洗いできる!
↓耐荷重200kg!!
多くの方からご質問いただく、「なぜ90cm幅なのか」ーー実はこんな理由があるんです🤭🛏 #Tokyo2020
あの「段ボールベッド」誕生舞台裏 耐荷重200kg、オリパラ選手たちに想い込めた工夫 | THE ANSWER https://t.co/BijOkwBgyP
— airweave (エアウィーヴ) 公式 (@airweave_) August 4, 2021
どんな会社?
もともとは釣り糸の押出成形機を製造する会社だったそうですが、絡まる釣り糸の弾力がマットレスに使えるのではと考案。
その後試作を繰り返し、2007年6月マットレスパッド「エアウィーヴ」の販売を開始したそうです。
「エアウィーヴ」のマットレスは、「一晩寝てもらえば良さがわかる」とのこと。
その良さを一晩で感じたのは多くのアスリート達だったそうです。
日々の体のコンディションを意識し、眠りの質も大事しているからこそアスリートの方々は、マットレスの良し悪しにも敏感なのかもしれませんね。
「一流のオリンピック選手に選ばれる寝具を作りたい」とのことから選手たちに提供されてきたそうです。
現在ニューヨークにも店舗を構え、日本だけではなく海外にも進出されているようです。
↓段ボールベッドを真似て作った子供たちに本物をプレゼント!粋な配慮!!
WE HAVE AN OLYMPIC BED! Thank you @airweave_ !!! #teamairweave #cardboardbed #Olympics pic.twitter.com/UPa8o7utHA
— Lauren Steenhoek (@LaurenSteenhoek) August 7, 2021
過去のオリンピックでも使用された?
過去のオリンピックでも、「エアウィーヴ」のマットレスは既に使用されていたようですね。
2008年北京オリンピックでは70名もの出場選手たちは持ち運び式の「エアウィーヴ」のマットレスを持参していたそうです。
その後、浅田真央選手や北島康介選手はじめ多くの一流アスリートが使用しているとのこと。
「エアウィーヴ」のマットレスは、東京オリンピック以前にも2012年ロンドン五輪、2014年ソチ五輪、2016年リオ五輪、2018年平昌五輪でも製品を供給されているようです。
東京オリンピックでの提供寝具
「全てのアスリートが体形に合わせて「個別仕様化」可能なマットレスを」とのことで、体型にあわせて変更できる3つのパーツに別れたものを提供されたようです。
ちなみに今回の提供された数は、東京2020オリンピックでは18,000ベッド、パラリンピックでは8,000ベッド。
選手村の段ボールベッドの価格は?
選手村の段ボールベッド本体の価格は特別仕様のため価格設定は無いようでした。
他社が販売している段ボールベッドの価格だと約9000円〜3万円程度のようですが、選手村のものはデザインと品質も共にもっと良さそうなのでもう少し高いような気がしますね。
マットレスは、三段階の硬さ調節機能を持ったエアヴィーブの最高級モデルを導入されたようです。
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エアウィーヴ ベッドマットレス S04 シングル (幅:100㎝)
価格:220,000円 (税込) +送料無料(期間限定)
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選手村の段ボールベッドの狭い訳は?
選手村の段ボールベッドの幅は90cmの理由とは、オリンピックの後に開催されるパラリンピックに出場される車椅子の選手に必要な幅を確保するためそうです。
幅は90cmとは、一般的なシングルサイズが通常98cmなのに対し少し小さめ。
普通でも90センチとなると狭く感じるように思いますが、特に体格の大きい選手だとなおさらでしょうね。。。
オリンピックの段ボールベッド…段ボールベッド…段ボールベッド?ま、一番の問題は、幅が狭いことでしょ。。。 pic.twitter.com/oDJWXNEzZf
— a-chan. (@midnightloser99) January 9, 2020
選手村の段ボールベッドの導入理由は?
今回、段ボールベッドを導入された一番の理由としては、環境に配慮したということでしょうか。
選手村で使用された寝具はすべて、リユース、リサイクルすることが可能とのこと。
東京2020大会の目標である「持続可能な社会の実現」へ貢献されたようですね。
ベッド下にはキャリーバックの収納が可能とのこと、使い勝手のよい細かな配慮もされたベッドなんですね。
また心配されていた段ボールベッドの耐荷重については200Kgまであるので心配はないようですね。
↓良質な睡眠が金メダル獲得にも一役!
選手村入りました〜
ダンボールベット自分の家でも作ろうかな〜 pic.twitter.com/dNfioUH7lW— 堀米雄斗 (@yutohorigome) July 20, 2021
まとめ
今回は、ダンボールベッドの価格やメーカーを調べてみました。
今回の東京オリンピックの選手村で導入された段ボールが話題となりましたね。
あまり馴染みのない段ボールベッドですが、段ボールベッド本体の一般的な価格は通常9000円から3万円くらい。
選手村へ導入されたものはもう少し価格が高いような気がしますが、一般販売はされていないため価格は不明です。
マットレスは体格に合わせて個別仕様が可能なエアヴィーブの最高級のものを導入されていて、22万円。
段ボールベッドはじめマットレスなど寝具を提供されたのは、株式会社エアヴィーブさん。
段ボールベッドの導入は、「持続可能な社会の実現」へ貢献のためリサイクル可能な素材を活用。
またマットレスについては、体型にあわせて変更できる3つのパーツに別れた個別仕様可能なものを提供されたようです。
幅が狭い理由は、車椅子への配慮から。
選手村の「段ボールベッド」は、一流選手たちへの配慮と社会への配慮がなされ考え抜かれた寝具だったんですね。
一度は寝てみたいです、、ね!?