ジブリ映画の人気作【ハウルの動く城】に登場するかかしのカブの正体ってご存知ですか?
ソフィーとの出会いによって再び命を吹き込まれたカブ頭のかかし。
かかしの正体や名前、呪いをかけたのは誰か?についても調べてみました。
映画と原作ではそれぞれ違う設定になっているのも点も注目です!
かかしのカブの正体は?
ソフィーが荒地で偶然出会ったかかしのカブの正体とは?
かかしのカブの正体を映画と原作の両方から調べてみました。
映画でのかかしのカブの正体?
映画でのかかしのカブの正体は、隣国の王子という設定です。
物語の終盤に呪いがとけて素敵なイケメン王子に戻るシーンがとても印象的ですね。
かかしのカブは、自分の身の危険を顧みず体をはってみんなを守ったりと優しさにあふれた勇敢な姿に男女問わず魅了された人も多いのでは!?
心も姿もイケメンとあって、実は主人公ハウルよりもファンが多かったりするようです^^。
カブが隣国の王子様に戻るシーンは本作で動画チェックを担当した舘野仁美さんの提案によるものです。一度は却下されたようですが、結局採用されました。原作ではカブの正体はサリマン(ハウルと同期の男性の魔法使い)です。#ハウルの動く城 pic.twitter.com/JHUskKvjHL
— キャッスル (@castle_gtm) August 10, 2018
原作でのかかしのカブの正体は?
一方、映画とは違って原作でのかかしのカブの正体は、隣国の王子ではありません。
原作でのかかしも棒きれにボロボロの布という見た目は同じ設定です。
しかし、かかしの正体はちょっと複雑な設定。
かかしは、ある人たちの体の一部の寄せ集め、、
その人とは、サリマンの体の一部がインガリー王の弟のジャスティン王子の体の一部が集まってできたもの。
荒地の魔女のところには、頭のないサリマンの体とジャスティン王子の体があります。
これにハウルの頭をつけたいという火の悪魔に操られる荒地の魔女の恐ろしい願望。
…という風にとてもややこしいので原作読んでみてくださいね^^。
カブほんと好き。#ハウルの動く城 pic.twitter.com/Mk7Gss8hEq
— 斉藤壮馬愛す@ (@v_el2) August 10, 2018
かかしのカブに名前はある?
かかしのカブに名前はあるのか?
かかしの「カブ」はカブ頭からきています。
カブってあの野菜の蕪ですね^^。
カブで出来た頭をしているのでソフィーが思わずそう呼びました。
では、本当の名前はあるのか?
映画では「カブ」と呼ばれていますが、原作ではどうでしょうか?
原作では「かかし」となっています、特に名前がなくそのまま。
そしてソフィーはかかしのことを「誰があんたをよこしたの?」という風に「あんた」と呼んでいます^^。
かかしのカブに呪いをかけたのは誰?
映画での美しい隣国の王子がかかしの姿へと変わる呪いをかけたのは誰か?
かかしのカブに呪いをかけたのは、原作では荒地の魔女です。
映画では誰が呪いをかけたのかは明らかにされていませんが、ハウルの師匠でもある王室付き魔法使いのサリマンと言われています。
ではなぜカブ頭のかかしの姿に変える必要があったのか?
戦争反対を唱える隣国王子の口封じと、その王子をかかしにして行方不明にし戦争をするきっかけを作ったんではないでしょうか。
実際呪いをかけたのはサリマンですが、王からの指示だったんでしょうね。
最後にかかしが王子の姿に戻ったところを見て「バカげた戦争を終わらせましょう」と言ったサリマンの言葉からも読み取れますね。
愛するものからキスされることで呪いが解けることから、最後にかかしの呪いを解いたのはソフィー。
元の姿に戻った隣国の王子は、ソフィーとの恋をあきらめまた戦争をやめさせるために旅立ちます。
何とも切ないシーンですね^^。
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まとめ
今回は、ジブリ映画の人気作【ハウルの動く城】に登場するかかしのカブの正体や名前について調べてみました。
かかしのカブの正体は、映画では隣の国の王子さま。
原作ではサリマンとジャスティン王子の体の一部の寄せ集め。
そして名前は特になく、映画では「カブ」と呼ばれ、原作では「かかし」のまま。
呪いをかけたのは、映画では王室付き魔法使いサリマンでは?
原作では荒地の魔女でした。
原作も大変おもしろいですが、映画はまた原作とは少し違ってジブリらしいアレンジが加わっていいですね。